荒川サイクリングロードランニング。
といっても、ここは地元「山梨」の荒川河川敷です。
寒い冬の時期は、防寒着を着込んで、よくここを走っていました。
寒い冬の日も、いつか訪れる春の日を想像しながらトレーニングしていたことを思い出します。
走り始めて間もない頃は、自身の想像よりも全く上手く走ることが出来ず、我慢の下積み期間でした。
走ることは向いていないんだと、諦めそうになったこともあります。
そんな時、平坦な荒川河川敷を少し走ってはまた歩くを繰り返し、本当に少しずつ力をつけていきました。
それは、殆ど自分で気付くことも難しいくらい、ほんの僅かな進歩です。
スポーツやダイエットをしていると、直ぐに結果や成果を求めたくなります。
しかし、実際はそう甘くはないです。
成果が実感ができない時に、いつか訪れる春の日を、どれだけ信じて貫けるか、そこが一番大切なことだと思います。
「努力は裏切らない」
スポーツ競技は、その資質を競う甘くない残酷な世界かもしれないけど、だからといって諦めていたら何も始まらないし、勝ち負けにこだわらないとしても、真剣に遊ばないと面白くもない。
走ることは単純です。
単純だからこそ奥の深いスポーツですが、走ることが楽しい時も、苦しい時も、調子が良い時も、悪い時も、悩みながらも走ることで、必ず道が開けていく。
今、自身のその一歩が、必ず自身の力になる。
そう信じ、強くなったことを実感できる喜びが、今ここにある。
世界中どこを探しても見つからないものを、掴み取ることができる。
この河川敷で。
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